vol.2「 太宰 治」
先日、個展の打ち合わせに三鷹のデイリーズに行ってきました 。
以前から三鷹には『太宰治』のお墓があると聞いていたし三鷹の町並みも気になっていたので、早速探検開始!
もう気分は『ちい散歩』状態で、貸本屋発見!和紙の店発見!まるで修学旅行の学生レベルです。デイリーズの前の中央通りを抜け連雀通りに差しかかったあたりで、ゼッケンを身につけた太宰治のゆかりの地を歩く団体さんに遭遇しました。その後をついて行くとすぐに『禅林寺』が見えましたが、可哀想なことに団体さんは葬儀中の為コース変更らしいです。禅林寺の案内図に従い歩いて行くとお墓が見えてきました。お墓参りでこんなに緊張したのは初めてです。かなりたくさんのお墓の数に圧倒され途方に暮れていると、一人の御老人を発見し声をかけてみるとすぐさま案内してくれました。しかもお持ちになっているカバンの中からご自分で集めた太宰の資料満載のファイルを取り出し数十分に渡り貴重なお話を聞かせてもらうことが出来ました。お礼にと思い一緒に写真を撮らせてもらい、名刺交換までさせて頂きお墓で名刺交換も初めての体験です。お名前は『宇賀さん』といい三鷹観光ガイドの方でした。
宇賀さんから『太宰文学サロン』の場所を聞き行ってみることに、そこは太宰が通った『伊勢元酒店』の跡地に建てられたもので中に入ると太宰の貴重な生原稿や資料がたくさんありサロンの方達もとても暖かく、色々なお話を聞かせていただきました。気がつくともう夕方、時間の経つのを忘れるくらい楽しく、癒され有意義な一日が過ごせました。帰りの中央線の窓から見える夕陽を見ながら『東京八景』の一説を思い出しました。
『毎日、武蔵野の夕陽は、大きい。ぶるぶる煮えたぎって落ちている』
太宰の愛した三鷹、新旧の入り乱れた三鷹、時間の流れが緩やかな三鷹これからの人生、いつかは三鷹に住んでみたいと思いました。













